塗装仕上げ(裏打ち有り)壁紙 壁紙別壁紙施工 施工方法のポイント

先に壁面に壁紙を貼り、乾燥後に上から塗装を塗って仕上げる壁紙。

→ 表面を塗料で仕上げるため、施工時の糊の選定が重要。

ガラス繊維で織ったものがほとんど。
他に紙に凹凸(木チップ)をつけたものや。

接着剤選択

塗装仕上げ(裏打ち有り)壁紙には、ウォールボンド200を準備する。

ウォールボンド200

ウォールボンド200

糊付け

・合成樹脂エマルション量が多いウォールボンド200選定

(壁紙の接着自体はウォールボンド100で十分だが、後から塗装した時に、塗料の水分に対して十分な接着が必要。)

重ね切りの場合、必ず下敷きテープを使用。

ボードを切ってしまうと、仕上の塗料が乾くにつれて目開きが起きる

重ね切り用下敷きテープ

重ね切り用下敷きテープ

養生

糊付け後は大きくたたみ、あまり重ねない

必ずクロスボックスに入れ養生。

折りジワが付くと取れない

クロスバックでも良いが、折りジワが付きやすいので注意。

合成樹脂エマルション量が多い糊なので、糊付け後の相ハギに注意

貼り付け

撫で残しがないようにする。

撫で残しがあると、後に「後膨れ」のようにエアーが目立つことがあるため。

塗装は、糊が完全に乾燥してから仕上げるようにする。

・糊が乾く前に塗装すると剥がれてしまう。

ジョイント

ジョイントには、必ずくいさきテープ

・ジョイントは目スキが出やすい

・素材は和紙とし、糊付けテープは避ける

・くいさき状のテープではないと段差になる。

・突き付けの場合、、くいさきテープ-巾広(70mm)を先に貼っておくとジョイントが楽に合わせられる

くいさきテープ

くいさきテープ

急激な乾燥は避ける。

目スキの原因